こんにちは。
ゆうです。
早くも群馬県に住み始めてそろそろ4年が経とうとしています。
今日は、いくつか巡った中で気に入った温泉BEST3を紹介していきたいと思います。
第3位 伊香保温泉
第3位は伊香保温泉です。365段の石段と、古い温泉街が作り出すノスタルジックな雰囲気がいっぱいで、非日常感を味わうことができます。階段を上り始めると左手に玉こんにゃく屋さんが見えてきます。ここの玉こんにゃくはシンプルな味付けでおいしく、毎回買ってしまいます。値段もお安く1本100円くらいだったと思います。
また、さらに進むと遊技場(射的屋さん?)が見えたりして、温泉街の雰囲気が出てきます。そしてもう少し上ると写真の場所に到着します。ここは階段の真ん中あたりで、この先は少し階段が狭くなっていき、よりノスタルジックな雰囲気が強くなっていきます。少し先には足湯もあります。
頑張って狭い階段を上っていくとついに伊香保神社に到着します。神社をお参りした後は、石段を下ってカフェで一服するもよし、さらに奥へ進んでみるもよし。ちなみに神社のわきから奥へ15~20分くらい歩くと、温泉が飲める飲泉所や、伊香保露天風呂があります。
〇温泉の泉質について
伊香保温泉の泉質は2種類あり、黄金の湯、白銀の湯と呼ばれています。黄金の湯は温泉に含まれている鉄分が参加して茶色く見えることから名づけられたようです。先に紹介した飲泉所と伊香保露天風呂は黄金の湯なのですが、僕が初めて温泉を飲んだ時は口いっぱいに広がる鉄の味に、思わず吐きそうになりました。まさにこんな感じです(笑)
温泉に入っているだけでは、それほど鉄の味やにおいも感じません。口に入らなければ大丈夫!ただし、タオルにお湯が触れたとたんに、白いタオルが一気に茶色く染まってしまいます。お気に入りのタオルは持っていかないのが無難です。
温泉の成分は十分あるのでしょうが、僕は好きなタイプの泉質ではありません。雰囲気が良いだけにもったいないと感じてしまいます。
僕と同じように鉄のにおいがダメな人は、白銀の湯を探してみてください。僕は伊香保で白銀の湯に入ったことがないので詳しくはわかりません。(共同日帰り風呂の石段の湯は黄金の湯です)
お湯は好き嫌いが分かれますが、雰囲気は十分に楽しめると思います。日帰りでふらっと行ってみるのもどうでしょうか?
第2位 草津温泉
第2位は草津温泉です。草津温泉は全国的にも有名で、全国1位の温泉と言われており、硫黄で黄色く染まった湯畑が有名なシンボルとなっています。草津温泉に到着すると、「これぞ温泉!」というような硫黄の臭いでいっぱいです。写真は湯畑の下側で、大量の温泉が流れ落ちているところです。お湯の水路や、周りの岩が黄色く染まっているのがわかると思います。
また、草津温泉には共同浴場がたくさんあり、無料で入れます。数年前までは共同浴場がガイドブックに大きく取り上げられていたそうですが、観光客のマナーが悪く、あまり宣伝されなくなったようです。もしも入る場合はきちんと調べて、マナー良く入ってください。
そのほかにも、テニスコート1面分以上あるような大きい露天風呂(西の河原露天風呂)があったり、川に温泉が湧きだしていたりと、いろいろな温泉の楽しみ方ができます。
草津温泉のお湯の温度は非常に高く、源泉かけ流しだとそのまま入れません。冷たい水で温度を下げても良いのですが、温泉の成分まで薄くなってしまうため、昔は湯もみをして入っていたようです。現在、実際に湯もみをしているところはないようですが、熱の湯で湯もみ体験ができます(毎週土日祝)。写真では草津のお姉さま方が披露してくれていますが、パフォーマンスが終わると希望者が先着順で体験できます。先着順なので、体験したい人は1階の端(写真では手前右側か奥の左側)にいないと出遅れてしまいます。
温泉街には焼き鳥などの屋台があったり、温泉饅頭を売っていたり(押し売りに注意!)、お土産屋さんがあったりと歩いているだけで結構楽しめます。温泉街に着いたら、ひとまず歩き回ってみるのも楽しいですね。
第1位 万座温泉
そして第1位は万座温泉です!僕が全国1位といわれる草津温泉よりも、この万座温泉を選んだ理由は、その濃い温泉成分と景色の良さです。万座温泉は草津温泉から西に山を越えたところにあり、行くのには少し苦労します。ですがそれを乗り越えてでも行きたい魅力が万座温泉にはあります。
まず、温泉の成分ですが、なんと硫黄濃度日本一だそうです。個人的な感想になりますが、草津温泉よりも匂いが強く、温泉成分が体に効いている感じがします。ただし、アトピーなどがある人は、温泉成分の強さにより痛みを感じたりするそうなので、気を付けてください。(僕の友達の感想です) また、温泉のお湯がかかったタオルは2,3回洗濯しても匂いがとれないし、自分の体からも硫黄の匂いが漂ってきたりします。女性には少し辛いかもしれませんね。
ですが、匂いに打ち勝って露天風呂に入ると、そこは標高約1800mから眺める絶景露天風呂が広がります。僕は万座プリンスホテルの日帰り入浴をよく利用するのですが、残念ながら写真を撮ることはできません。写真でお伝えすることはできず残念…と思っていたところ、万座温泉日進館で写真の提供があったので、貼っておきます。少しは伝わるでしょうか?今度実際に利用したときはぜひ感想を書きたいと思います。
スキー場が目の前にあるので、冬に行ってスキーのあとに雪景色を見ながら露天風呂に入るのもよさそうですね!
また、絶景なのは温泉からの眺めだけではありません。温泉に行く道からの眺めがまた非常にきれいなんです。万座温泉に行くルートは2種類ありますが、そのうち草津から志賀高原まで続く「R292志賀草津高原ルート」を経由していく方法がおすすめです。このルートは白根山の湯釜の近くを通る道で、山を縫うように道が続いています。この道をドライブするのは非常に気持ちよく、万座温泉に行く理由の半分はこの道をドライブしたいからといっても過言ではありません。写真は5月に撮ったものですが、空気が澄んでいて遠くまで見渡せました。ただし、標高が高いので、薄着だと寒くてずっと外にはいられなかったです。この道は真夏に通ったことがないので、一度ドライブしてみたいなと思っています。
気を付けてもらいたいのが、この道は温泉のガスが噴き出す場所の近くを通るため、停車禁止なのと、午後4時半には閉鎖されてしまいます。日帰りの時は特に注意が必要です。また、冬季も全面通行止めになるので、こちらもご注意を。
まとめ
今回は、僕がおすすめする温泉を紹介してみました。第1位に選んだ万座温泉ですが、知らなかった人はぜひチェックしてみてください。たぶんガイドブックの後ろのほうに載ってたりしますよ。
それでは今日はこの辺で。
ではまた!