こんにちは。
ゆうです。
前回に引き続き父島のお話。
今回は父島のでのトレッキングツアー等について書いていきます。
トレッキングツアー
父島といえば海!周りを海に囲まれた島だけあって、その美しさにはただただ感動するのみです。
ですが、父島は海だけではなく、山も独自の自然がありとても魅力的なのをご存知でしょうか?
僕はガイドさんに案内してもらうトレッキングツアーに参加してきました。目指すはハートロック(千尋岩)です。
まずはスタート地点。
小さなサンゴ礁の島とは違い、しっかりとした山がある感じです。こういう島だからこそ、固有種がたくさん住んでいるんでしょうね。
どんどん山奥へ進んで行くと、防空壕を発見。父島は戦場にこそなってはいませんが、要塞として兵士が駐留していたそうです。
途中で見つけたよくわからない木。枝が折れたような模様があります。名前を教えてもらった気がするけど忘れてしまいました(笑)
タコノキの根。中心は人が入れるくらいの隙間が空いています。中に入って写真をパチリ、という遊びを友達としていました。
タコノキは小笠原の固有種で、見た目がパイナップルに似た実をつけるそうです。実は食用みたいですが、あまりおいしいという噂は聞きません。。。
かなーり古いエンジン。しっかり錆びて部分的に崩れています。戦時中に使用していたものでしょうが何のエンジンなのかはわかりません。発電機かな?
旧日本軍のお皿。これを見て思ったのは非常にきれいな状態で残っているということ。50年は経っているであろう代物なのに、割れた面以外はすごくきれいに残っています。いろんな博物館や美術館に行っても思うけど、ガラスや陶器なんかのセラミックスって耐久性が素晴らしいんだなと改めて感じました。先のエンジンと比べてもわかるけど、鉄で長く形を保っているものってあまりない気がします。当たり前っちゃ当たり前なんですが。
さて、いよいよハートロックに到着!だいたい3時間くらいだったかな?ここでお昼休憩を取って、美しい景色を見たら下山していきます。
ここは島の南側が見渡せて、すごく見晴らしの良い場所です。いっぱい歩いた甲斐がありました!やはり、父島に行ったらぜひ見てほしい景色です。
ちなみに写真の奥に見えているのが扇池で有名な南島で、島の中央付近にとてもきれいな砂浜があります。こちらもきれいな場所なので、時間がある方はぜひ!
さてさて、ハートロックというならば、どこにハート型が見えるのか?あたり一帯を見渡しても見つかりません。それもそのはず、この時僕はハートロックの真上に立っていたからです。つまり、ハートロックを目指すツアーではハート形を拝めないということです(笑)僕は別に見れなくても良かったですが、行く人はハートは見られないことをご了承ください。
とにかく、この景色を見られれば満足いくこと間違いなしなので、ぜひぜひ行ってみてください!
ナイトツアー
せっかく父島に行ったなら、昼だけ遊んで夜寝てしまうのはもったいないです。なんせ東京から1000kmも離れているので、邪魔する光がなく星が非常にきれいに見えるんです。また父島は南にある島なので、カノープスなどの南に見える星がよく見えたりします。また、夜しか見られない生き物もいたりします。
まずは山の中を散策すると、グリーンペペという光るキノコが!確かにうっすら光っているような。。。残念ながらこの時に持っていたカメラではほとんど夜の写真を撮ることができず…悔しい限りでした。他にもコウモリがいたそうですが、僕にはよくわかりませんでした(笑)
次は場所を移動して電波望遠鏡を見に行きました。この望遠鏡はVERAというプロジェクトによって作られたもので、父島以外に岩手、鹿児島、石垣の合計4基あります。この4基の望遠鏡を使うと、これらを結ぶ円と同じ直径の望遠鏡の精度を出せるとか出せないとか。詳しいことはわかりません(笑)
ナイトツアーではちょうどこの望遠鏡が動く時間に連れて行ってもらいました。大きな望遠鏡が結構速い速度で動いているのを見ると、なかなかびっくりしました。
さて、最後は場所を移動して高台の公園?に行きました。写真は父島唯一の市街地である、大村地区の夜景です。この地区以外はほとんど灯りがないことがわかります。
ここで星空を見たのですが、あいにくの曇り空。ただし、少しの晴れ間からは、きれいな星空をチラリと見ることができました。
最後は地面に座ってのんびり空を眺めてツアー終了です。夜には夜で島の違う顔を見られた気がして楽しかったです。
最後に
山というカテゴリーではないですが、父島から見る夕日もまた格別なので、写真を貼って終わりにしたいと思います。
それではこの辺で。
ではまた!