こんにちは。
ゆうです。
今回は僕のストレングスファインダーの資質で第1位である「慎重さ」がどれだけ素晴らしい資質か褒めちぎってみようと思います(笑)
「慎重さ」がうまく使えていない人や、「慎重さ」の良さがわかっていない人に読んでもらって、「慎重さってこんな良いところあるんだ」と感じてもらえればと思います。
ストレングスファインダー
では、具体的な話に入る前にストレングスファインダーの簡単な説明をします。知っている方は読み飛ばしてもらってもよいと思います。
僕がここで書いている「資質」とは、ストレングスファインダーという分析の結果で得られる分類を指します。
代わりにストレングスファインダーのテストが受けられるコード付きの本を紹介しておきます。興味がある人は見てみてください。
上位5つの資質しか開示されませんが、まずどんなものか試してみるにはおすすめだと思います。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
知らない方は、自分の特徴であったり、得意や不得意を表すもの=つまりポケモンのタイプみたいなものだと思ってもらえれば良いと思います。上位の資質ほど、より強い特徴が出ます。
この得意/不得意を知り、自分の得意なやり方やパターンを使うことで、より大きな成果を出せるようになります。逆に苦手なことを続けていても、成果が出ないことは簡単に想像できると思います。
上位資質
次に僕の資質の紹介をします。僕の資質は上位1位から慎重さ、調和性、回復志向、内省、共感性となっています。
僕は昔から考えることが好きで、「この機会の仕組みはどうなっているんだろう?」とか、「この人は今どんなことを考えているんだろう?」といったように、いつも物事や他人の気持ちを考えていました。
あまり目立ったことは得意ではなく、相手に合わせたり思考することが得意ですね。これは1位の慎重さの影響が大きいですが、それだけではありません。得意/不得意は資質の組み合わせで表れるものなので、他の資質との組み合わせの影響も十分にあります。
なので、僕が書いていることの全部が当てはまるわけではないということだけは理解しておいてもらえると嬉しいです。(これをかいているのもまた慎重さの特徴が出ていますね(笑))
慎重さのイメージ
さて、本題に入ります。まずはGallupの公式サイトからの引用です。
「慎重さ」の資質が高い人は、決定や選択を行うときに細心の注意を払います。あらゆる道のりには、危険や困難が待ち受けていると考えています。
細かい説明がないのでわかりにくいかもしれませんが、簡単に言うと「石橋を叩いて渡る人」というイメージです。
これを聞いたときにどんな印象を受けるでしょうか?僕が最初にこの資質を知った時は「あまり使えなさそうだな。。。」という印象を持ちました。なぜなら、「石橋を叩いて渡る人=なかなか成果を出せず停滞している人」というようなイメージを持っていたからです。
例えば、今世の中で成果を出していたり、すごいなと思える人はどのような人でしょうか?堀江貴文(ホリエモン)さんやキングコング西野さんを思い浮かべるでしょうか?はたまた芸能人や有名企業の社長さんでしょうか?
そんな人たちが良く言っているのが「行動しろ!」という内容です。表現は違えど、ネットの記事を見ればとにかく行動しろという内容があふれているように感じます。少なくとも僕が良く見聞きする情報ではそうですし、この記事を見ている方もそんな情報を良く目にするような人たちなのではないかと想像します。慎重さの資質を上位に持つ人にとって、この「行動しろ!」というのはなかなか辛い言葉で、僕の場合は「わかっていてもなかなか行動できないんだよ。。。」とか、「何を行動すればよいのかわからない。。。」、「いやいやリスクあるでしょ」といった感情が湧いていました。そして、慎重さ=行動できない資質というイメージが付きまとっていました。
慎重さはどんな資質?
では、慎重さは本当に行動できない資質なのでしょうか?
ストレングスファインダーの資質は大きく4つの分類(実行力、影響力、人間関係構築力。戦略的思考力)に分けられます。慎重さはこの中の「実行力」の資質に当たります。もう一度言います。慎重さは「実行力」の資質です!
もう言わなくてもわかると思いますが、慎重さを持っている人は行動できる人です。なぜなら実行力の資質だから。当たり前のようですが、慎重さを持っている本人こそ理解しにくいと思います。
もちろん僕も昔は信じられませんでした。ですが、慎重さの特徴を何度もイメージすることで、良い資質だと実感することができるようになりました。今回は簡単なイメージを2つ共有したいと思います。
慎重さはリスクを見極めて回避できる!
先ほど、慎重さは「石橋を叩いて渡る人」のイメージだとお伝えしました。
他の人はどんどん渡っていくのに、自分は安全かどうかが気になって叩いて確認して、それでも安全かわからないから渡らないときもある…
そんなマイナスイメージが生まれやすい慎重さですが、"もし"石橋が崩れたときのことを考えてみてください。小さな川にかかる橋ならば影響も小さいですが、もし高さ30mにある石橋を渡っている時に壊れたら。。。たぶん死んでしまいます。このリスクをきちんと見極められるのが慎重さの良いところです。
小さな川の橋:リスク小→すぐ渡ってしまおう!
30mの高さの橋:リスク大→まずは調べてから。慎重に渡ろう。
といったイメージです。もし今うまくできていなかったとしても、自分の資質をより良い方向へ使う練習をしてうまく使えるようになれば良いのです。
慎重さの人は気づかずこんな壊れた橋を渡っていたというようなことにはなりません。さらには、周りの人が気づいていないようなリスクにも気づくことができ、「そっちは危ないよ」と声をかけてあげることもできます。
この「周りの人に見えないリスクが見える」というのはプロジェクトなどのを進める際のリスクを予見できるので、仕事で周りの人を助けるのにすごく役に立つ資質だと思います。
慎重さはより良い選択肢に絞ることができる!
例えば目の前に3つのトンネルがあると想像してください。この3つのトンネルのうち1つだけが向こうにつながっていて、残り2つは行き止まりです。あなたがトンネルを超えて向こうに行きたい場合どのような行動をとるでしょうか?
もし慎重さとは真逆の「活発性」を持っている人ならば、ノータイムでどれかを選んで進んで行くと思います。そして、運が良ければ1つ目のトンネルが正解で抜けられます。しかし、最悪の場合3つめにチャレンジするまで抜けられません。
これに対して慎重さを持っている人は、いきなりトンネルに入るとけがをするリスクや時間が多くかかるリスクがあると考えます。そして、すぐにトンネルに入ることはせずにまずは情報を集めます。
例えば、
1. トンネルの中転ぶかもしれない。→まずは灯りになるものを探そう。
2. 反対側につながっているならば誰か使った人がいるはず。→誰かが通った足跡がないか探してみよう。
3. 反対側につながっているならば向こうの音が聞こえるかもしれない。→耳を澄ましてそれぞれ聞いてみよう。
のような感じです。うまく伝わっているでしょうか?(笑)
簡単に言うと、慎重さは先が行き止まりやけがをするリスクを極力減らして、よりうまくいきやすいものを選んでから行動できるということです。
結局トンネルを抜けるのにどんな方法を使っても良く、活発性を持っている人は手あたり次第に探っていくでしょうし、慎重さを持っている人は先にリスク評価をしてから進むだけです。
これってすごいことだと思いませんか?だって、やる前にどんな点にリスクがあるか把握できるんです!他の人が手あたり次第にやってみて失敗している中、自分はこれだ!というものを見つけ、どんどん進むことができます。
確かに動き出しは遅くなる傾向があるかもしれませんが、慎重さは先を見通す頭脳と行動を進めるパワーのある資質であると信じています!
慎重さを最強にするためには
慎重さはリスクの評価を先にするため、行動が遅くなりがちです。しかし、一旦行動を始めるとやり遂げるパワーがあります。そんな慎重さをうまく使うには行動の最初のハードルを下げることが重要だと考えています。もし、慎重さの人が最初のハードルを下げることができたら、未来の障害を見通しながらどんどんチャレンジして達成していく最強の資質になると信じています!
ここから自分の中でハードルを下げるための方法をいくつか例を書くので、一つでも参考にしてみてください。
無料のトライアルから始めてみる
慎重さの人が行動できない場合、まずは無料のトライアルから始めてみるのがおすすめです。今の世の中は無料でできることがたくさんあるので、いろいろと挑戦し放題です。こういう無料のトライアルを何回か経験すると、「始めても辞めたらいいや」と考えられるようになってきます。僕の場合は英語学習のためにリクルートのスタディサプリを始めてみました。何度も英語学習を始めては挫折した経験があったため、今度こそはと思っていました。お金はあまりかけたくないと思っていましたが、2週間無料でトライアルできるということで、「一度やってみよう!」と挑戦してみました。また、リクルートが大手企業で、で返金対応もきっちりしていそうだと感じたのも大きかったと思います。そしてチャレンジした結果、今でも継続して英語を学習できています!
まずは少しでも自分が興味ある分野で、無料トライアルを見つけてチャレンジしてみてください。
もし、英語にチャレンジしたいという方がいればこちらからのぞいてみてください。
失敗も経験として必要と考える
今考えていることってホントにリスクあるでしょうか?僕はまだまだリスクを考えて悩んでしまいますが、そんな自分に気が付いたときに「それってホントにリスクあるの?」と自問自答するようにしています。ITが発達していろんな情報が無料で手に入れられるようになった現在、本当にヤバいことはヤバいという情報が出回るようになったと思います。気になっていたオンラインサロンに入ってみるとか、やってみたかったピアノのレッスンを受けてみるなど、やりたいことをやってみて失敗した場合、失うのは数千円程度ではないでしょうか?1つ目で書いたように、無料トライアルができるものであれば、それこそお金のリスクもゼロになります。
何かを始めるのに無料だったり、かかっても数千円。僕の場合、これはリスクじゃなくて「失敗しても次へのステップになる経験を得られる」と考えるようにしています。そして、一度始めてしまえばどんどんこの考えが染みついてきて、今ではいろんなことに挑戦できるようになっています。
まずは「失敗も経験として必要」と考えて、一番ハードルの低い無料体験から始めてみましょう!
やらないリスクを考える
最後は「やらないリスクを考える」です。正直なところ、この考えを持てると、慎重さの人の行動力が大きく向上すると思います。
僕は小、中学生の間、サッカー部に所属していました。そして高校に入ってもサッカー部に入りました。しかし、高校のサッカー部はヤンチャな人たちが多く、明らかに自分の性格に合いませんでした。
どんどん僕は部にいるのが辛くなり、「このままここにいるとヤバい!」と思うようになり、転部を考えるようになりました。転部するとなると勇気が必要でしたが、このままサッカー部に残っていると残りの高校生活が灰色になってしまうと思い、全く異なる卓球部に転部することができました。団体競技から個人競技へ、全く異なる部活への転部でした。
ここで僕を動かしたのは、「やらない方がリスクが高い」という考えです。転部してもうまくやっていけるかわからず不安でしたが、サッカー部が合わないことは明確だったため、行動しないまま残る方がリスクが高いと判断しました。
こんな感じで、やって失敗するリスクだけでなく、やらない場合のリスクも考えてみると、行動につながるかもしれません。
まとめ
簡単ですが、以下に今回のまとめを箇条書きにしてみます。
・慎重さのイメージは「石橋を叩いて渡る人」
・慎重さは「実行力」の資質=行動できる人
・慎重さは周りの人に見えないリスクが見える!
・慎重さは慎重さは先を見通す頭脳と行動を進めるパワーがある!
・慎重さを活かすためには、
1. 無料のトライアルから始めてみる
2. 失敗も経験として必要と考える
3. やらないリスクを考える
・慎重さは未来の障害を見通しながらどんどんチャレンジして達成していく最強の資質
おすすめの本
最後に、さらにいろんな情報が欲しい人のためにおすすめの本を載せておきます。
気になるものが見つかって自分を理解する手助けとなり、最初の1歩踏み出すためのきっかけになれば良いなと思います。
「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本
慎重さや内省を持っている人は内向型の傾向があると思います。この本を読めば、内向型の自分を認めてストレスを減らし、少しずつ行動していく勇気が持てるようになります。どんな資質でもまずはそれを認めることからということを改めて考えさせられます。この記事を読んでいる人ならばもう持っている人も多いかもしれませんが、もしまだの人はチャレンジしてみてください!
ゼロ秒思考
他の記事でも書きましたが、考えていることを書き出すことで思考を整理すると飛躍的に頭がすっきりします。慎重さや内省を持っている人はついつい考えが頭の中でグルグルしてしまうと思うので、書き出す習慣をつけてみてはどうでしょうか?ただし、この本で書いてある1分でA4用紙1枚書き出すのはかなりプレッシャーがかかります。ゆっくり考えたい僕たちは、そこまで急がずにまずはゆっくりと始めてみるのが良いと思います。
ブチ抜く力
最後は少し毛色の違う本です。僕がこの本で印象に残ったのは「3週間続けて習慣にすること」と「センターピンを狙え」ということです。自分にも良い資質があると考え続けていると、段々とそれが当たり前になってきます。まずは3週間続けてみましょう。また、センターピンを狙うというのは慎重さの人が得意な分野だと思っています。センターピンとはボウリングの一番前のピンのことで、これを倒せばだいたい8本くらいは倒れます。そんな大事なポイントだけは押さえておくという話で、慎重さの人ほど事前調査でセンターピンを狙いに行ける人はいないと思っています。だまされたと思って一度読んでもらいたいおすすめの1冊です。
以上です。
ではまた!