こんにちは。
ゆうです。
大げさなタイトルをつけてしまいましたが、自分に起こった確定申告にかかわるトラブルを紹介したいと思います。
初めての確定申告
僕が確定申告を始めたのは2016年分からです。つまり、2016年が終わった後に1年分の所得を申告しました。時期は2017年2月頃だったと思います。
その時の話はこちら→20代サラリーマンが初めて確定申告してみた
この時はやり方が全く分からず、いろいろなサイトを調べながら手探りでした記憶があります。
さて、この時僕は「株の損失の繰越」と「ふるさと納税の申告」をしたいために確定申告を行いました。今回の話で関係があるのは、「ふるさと納税の申告」です。通常サラリーマンであれば、特定の条件を満たせばワンストップ特例制度というもので、確定申告の必要がありません。しかし、僕は「株の損失の繰越」をしたいため、確定申告をすることになりました。確定申告をするとワンストップ特例よりも確定申告の内容が優先されるため、ふるさと納税についてもきちんと申告しました。
もう少し詳しく書いた内容は上のリンクへどうぞ。
還付は所得税分だけ。残りは住民税が割引
ふるさと納税を行うと、税金が安くなります。そのうち、所得税については還付金という形で返ってきます。しかし、住民税については翌年の住民税から割引されることになっています。
僕は2016年に合計63000円の寄付を行いました。これは僕の収入からすると、2000円を引いた61000円が確実に戻ってくる寄付額でした。
このうち所得税分は14168円が返ってきました。
↓本人控えですがきちんと還付されました。
住民税が安くなっていない!?
さて、問題があったのは住民税です。
住民税は翌年の分から割引されるシステムのため、きちんと割引されているかを確認するのに時間がかかります。
2016年の僕の場合、ゴールデンウィーク明けに通知が来ました。その通知の内容を見ると、寄付金控除という欄があり金額が書いてあり、ちゃんと金額が書いてあり親切だな~
なんて思っていました。
↓通知書
しかし、何かおかしいことに気づきました。
寄付金額は市:15085円、県:10057円とあり、合計すると25142円。
さらに、所得税の還付金と合わせると14168+25142=39310円。
あれ??少ない??
何度見ても少ない。自分の収入が少なく、寄付金額が多いと還付額が少なくなる例はありますが、僕はきちんと計算していてミスはないはず。
これでは腑に落ちないので市役所に連絡することにしました。
原因は市役所?での手続きミス
電話して金額が合わないことを伝えると、「確認します」と丁寧な対応でした。
2時間ほどして市役所から電話がかかってきたところ、「すみません。こちらの手違いでした。」と謝罪されました。
なんとなく可能性を感じていたのですが、原因はワンストップ特例での申告分のみを寄付額と勘違いしていたとのことです。
僕は最初、確定申告をする予定がなかったので、ふるさと納税の申告はワンストップ特例制度を使用していました。しかし、株の損失を繰り越したいので確定申告をすることにしました。確定申告するとワンストップ特例制度の申請は上書きされるので無意味となります。なので、途中からは申請しませんでした。
なので、40000円分はワンストップ特例制度で申請しましたが、残りの23000円分は申請しなかったのです。もちろん確定申告では全額申告していました。
担当者の人に確認しましたが、確定申告が優先されるのは間違いないようで、今回の件は市役所のミスということでした。
↓修正後の通知書
今回の件で思ったこと
今回のことで僕は全く怒ったりしておらず、逆に良いネタになるなと逆に楽しめました(笑)また、改めて思ったのが「作業者はミスをする」ということ。どんなに慣れていても、またどんなに簡単な作業でも、ミスをゼロにすることはできません。なので、作業者がミスをしない仕組みが必要だと思います。特にこういう事務手続きなんかは早く自動化すれば良いんですよね。
こういうめんどくさいことは早くなくなれば良いのになと思った一日でした。
ということで、ふるさと納税を行い確定申告する人はお気をつけください!
ではまた!